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【高砂温泉】(旭川市高砂台)でサウナを楽しむ

当ブログのサウナ及び温泉の記事につきましては、男性用浴場に関する情報や感想を綴っております。従いまして、女性用浴場の情報とは相違がある可能性がございますのでご理解宜しくお願い致します。
目次

本日の温泉は【高砂温泉】

皆様、お疲れ様です。本日は旭川市の【高砂温泉】を紹介して参ります。

宿泊もできるということで浴室も広々としていて多彩な浴槽が並んでいます。露天風呂やサウナも新しくリニューアルされ、益々進化し続ける高砂温泉。

札幌以外の温泉を紹介するのは今回が初めてですね。時間とガソリンと気温が持つ限り、どこまでも飛び回りたい所存です。

それではどうぞ!

住所 旭川市高砂台8丁目235-1-5
料金

大人 平日午前 500円 平日午後 650円 
土日祝 750円
子供(小学生)300円 幼児100円

営業時間 6:00〜23:00 (日帰入浴の場合)
駐車場     ○(無料)
露天風呂  ○(冬以外は屋外の露天も開放)
シャンプー・
ボディソープ完備
ポイントカード
公式HP https://www.takasagoonsen.com/

壱乃湯(いちのゆ)のサウナ・水風呂・外気浴

サウナ

水風呂

79℃〜83℃ ①20℃
②17℃
少し変わった構造。
表示以上の熱さで、じわじわ熱気が効いてくる!
2カ所あり!
サウナから遠い方(②)がオススメ
水温低めで水深も丁度良い
収容人数 約10名
(3段)
収容人数

①1名

②3名程度

サウナタイプ ドライサウナ 深さ

①50cm程度
(膝元あたり)

②100cm程度
(腰あたり)

ストーブタイプ 対流式(ストーン) ジャグジースペース

①○

②○

ロウリュ × サウナとの距離

①×

②×

TV 水シャワースペース
露天 背もたれあり 2脚程度
背もたれなし 二人掛けベンチ×2脚程度
ロケーション 2ヶ所どちらもgood.
特に屋上の露天がオススメ
TV ×
内風呂(浴室) 背もたれあり 2脚程度
背もたれなし 二人掛けベンチ×2脚程度

サウナ

まず特徴的なのはサウナの構造。座ったところの正面に大きめの窓があるのですが、その窓からはなんと脱衣所が丸見え。つまり脱衣所のすぐ隣にサウナがドカンと構えてます。シンプルに斬新。そもそもサウナに大きめの窓があること自体珍しんですけどね。さらにTVも正面側に付いていることも相まって、お着替えされている方からすればどことなく見られてる感が拭えないかと思いますが、我々はTVを見ていますのでご安心を…。でもよくあるサウナは窓も小さめ、または無いところも多いのでなんとなく暗くて窮屈なイメージがありますが、高砂温泉の場合は大きな窓が構えてる上にスペースも広めなので、物理的に室内は明るめで開放感があります。その点がとても好みです!

次に気になる温度ですが、1段目と3段目で多少変わる印象です。3段目に関しては80度以上は確実にありますね。ここで「ん、80度?ちょっとぬるくないか?」と感じた方もいるかもしれませんが、高砂温泉は「遠赤外線サウナ」になっています。遠赤外線サウナとは赤外線ランプの「放射」により体を温める方式。よくあるサウナは空気を加熱して室内を循環する方式なので熱さの伝わり方が違うんですね。遠赤外線には身体の深部から徐々に温める作用があり、少しずつ肌の表面にまで熱さが伝わり発汗していきます。この遠赤外線サウナ、一部では「低温サウナ」とも言われており、一般的に温度表記は70度台で設定されています。そんな中、このサウナの場合は遠赤外線を用いているのにも関わらず80度。しかも二重扉のため熱さも逃げにくい。個人的には7分くらいから汗が出始めて、そこから一気に吹き出してきました。

最初からガッツリ熱さを感じるサウナも良いですが、後半にかけて熱さが畳みかけてくるようなサウナも居心地がとても良いです。TVにも集中できますしね。

ちょっと変わった構造と遠赤外線を用いたサウナ、どうぞご堪能下さい。

水風呂

水風呂は2カ所ありますが水温にはかなり違いがあります。サウナから遠い方の水風呂(露天風呂の手前)がかなり気持ち良かったです。水温は17度程度で水深も100cmと深め。収容人数も3名は入れるほどのスペースがあるため、ゆったりくつろぐように浸かることができます。

場所が露天風呂の入り口の目の前ということであまり歩くことなく外気浴に行ける点も推せます。遠赤外線サウナによって時間をかけてじわじわと吹き出た汗を一気に吹き飛ばしてくれ、こちらもとても居心地が良かったです。特に夏の暑い日に思いっきり飛び込みたくなるような水風呂でした。

外気浴

一階に新設された「屋根付き露天風呂」と、高砂温泉特有の「屋上露天風呂(冬場は閉鎖)」があり、外気浴する場所を選べるという贅沢な造りになってます。

「屋根付き露天風呂」の方は露天といいつつも天井や側面の壁もしっかり付いているため、どの季節でも寒さを感じにくくなっています。「半露天風呂」みたいなニュアンスですね。大きめの浴槽がひとつドカンとあり温度も丁度良い。その手前に休憩椅子が並んでいます。冬でも寒さをあまり感じずに外気浴ができる温泉は意外と少ないためこういった造りは結構貴重です。それでも露天風呂自体のスペースが広めなので、その分意外と風は入ってくる印象でした。
また、丘の上にある温泉ということで窓からは旭川に広がる自然を見下ろすことができます。温度、ロケーションともに心地よく、何より飽きが来ない!最高の外気浴を楽しめました。

「屋上露天風呂」は名前の通り屋上にあるため、浴室内にある階段を登って外に出ます。階段は堂々とした場所にはなく端っこの方に地味にある感じなので、初めて訪れたとき階段をかけ上がっている親子を見て従業員以外立ち入り禁止の場所に入ろうとしてるんじゃないかと思いました。ほんとです。それくらい秘密基地感が半端ないです。
露天風呂はジャグジー風呂や寝湯などいくつかの浴槽が並んでいます。屋上からは上記で紹介した屋根付き露天風呂同様、旭川の街並や自然が広大に広がっています。こちらには屋根もないため開放感はより抜群。しかも夜は綺麗な星空、運が良ければ花火大会も見ることができます。丘の上から旭川の気温や空、運が良ければイベントを肌で感じることができる最強の施設になってます。
しかしここの屋上、冬場の時期は開放していません。施設に問い合わせたところ、いつからいつまで開放するかは特に決めていないとの事でした。もし屋上露天にも行ってみたいという場合は、直接お問い合わせしてから行くと間違いないと思います!

休憩室・食事

休憩室は色々あるのですがまずはここから。フロント前にはテーブル席が並んでいます。漫画も沢山並んでいます。因みにこの日は土曜日。休日でもさほど混雑しておらず最高でした。

そして風呂あがりに見る甲子園。外からはうっすら聴こえるセミの声。夏の風物詩の大渋滞をひとりで満喫できました。

続いて奥の方に進むとこのようなコーナーがありました。「レトロ」という言葉は個人的にも惹かれる単語なので興味が湧いてきます。

通路にあるショーケースの中にはひと昔前のプロ野球名鑑や流行したゲーム機器、この他にも黒電話やそろばんなど、それぞれの時代を瞬間的に彩ったアイテムがたっぷり詰まっていました。その時代には生きていなくても、昭和や平成初期特有の雰囲気に一気に包まれました。

そして歩いていくと、大きなゲームセンターにたどり着きました。最新のゲームはなく、昔ながら愛されるレトロなゲームたち。その他にも卓球や駄菓子屋さんをモチーフにしたスペースなどもあり、まさにレトロ商店。大人も子供もそれぞれ違った意味で楽しめる、どこか不思議で優しい空間でした。

フロント前にはレストランがあったので、ドリンクはここで飲むことにしました。
料理のバリエーションも多く、食事も十分楽しめます。

濃いめのオレンジジュースでさっぱり。
アサヒビールのポスターを眺めながらゆったり流し込みました。

混み具合・雰囲気

現時点で数回しか訪れたことがないため一概に混み具合などを判断できない部分もありますが、印象としてはそこまで混雑しているイメージはありません。一応、土日・平日ともに訪れたことはありますが、浴室・休憩室ともに人の多さは特に感じなかったので混雑に関する心配は要らないのかな、と思います。
また、スペースが広いうえに人口密度が低いというのは札幌の温泉では中々ない条件なのでとても居心地が良かったです。雰囲気は浴室・休憩室ともに比較的静かめ。小さいお子さんを連れて来ている方は多く見かけました。

ただ「外気浴」の項目でも記述したように、日程によっては【屋上露天風呂から街の花火大会などの催し物が見れる!】といった激アツ演出があります。他にも天気が良ければ同じく屋上露天から星空を堪能できたりするので、そういった目的を持って来るお客さんは結構いるかと思います。

ココが【高砂温泉】の良いところ

遊び心満点の浴室!キャッチフレーズは「お風呂のデパート」

「水風呂が2つもある!」「露天風呂が2つもある!」
「屋上にもお風呂がある!」「サウナから脱衣所が見える(?)」

他の温泉では中々ないオリジナリティの塊、僕はトータルして【遊び心満点の温泉】だと感じました。親子連れのお客さんも多く見かけましたが、これは子供も飽きない温泉だろうな~と思います。特に階段を登った先にある屋上露天風呂は20代の僕でも興奮しました。
実はこの高砂温泉、「お風呂のデパート」というキャッチフレーズがあります。道民ならCMで1回は見たことあるはず!(YouTubeでも出てきます)オゾン風呂、歩行風呂、低温風呂、気泡風呂などなど、とにかく浴槽の数が多いです。色んな湯舟をショッピング感覚で回りながら楽しめます。サ活だけではなく、お湯もしっかり堪能できる温泉になっています。

1965年に建てられた歴史ある温泉ですが、2021年にサウナがリニューアルされたり、露天風呂が新設されたりなど、今もなお進化し続けている温泉です。浴室内は年季を感じるスペースもあれば真新しさを感じるスペースもあり、高砂温泉の歴史を目で見て感じることができます。これからもオリジナリティ溢れる「遊び心」に注目です。

多彩で不思議な休憩スペース

もちろん温泉も多彩ですが、高砂温泉ではお風呂上がりの休憩も楽しめます。
「フロント前のテーブル席スペース」や「レストラン」、そして「レトロ商店」。どこで休んでいても時間がゆっくりと流れ、居心地は最高。TVも観れるし漫画も読める、さらに食事もできるので、自分に合った休み方を満喫できます。
特に僕のお気に入りは「レトロ商店」。ショーケースの中の展示品を見たときに、自分が生まれてない頃に活躍していたモノであっても、どこか妙に懐かしさを感じてつい見入ってしまいます。そして何故か少し切なくもなります。奥のゲームコーナーも楽しい空間であるはずなのにどこか切なさもある、そんな不思議空間を皆さんにも味わってほしいなと思います。

外観

坂道を上りちょっとした丘の上にある高砂温泉。旭川の中心部から若干離れた場所にあり、緑も多い。露天風呂からはそんな自然溢れる風景を見下ろすことができます。
それでも旭川駅まで車で15分程の距離なのでアクセス面も良好です。

おまけ

ゲームコーナーの隅にあったパネル。
僕が物心ついたとき、イチローはすでにメジャーリーガーだったためオリックス時代のイチローはあんまり分かりません。

ちなみに僕が小学生の頃、初めてモノマネをしたプロ野球選手は当時巨人にいたラミレスだった気がします。

それではまたお会いしましょう!

KEI
サウナライダー北海道管理人
バイクで北海道のサウナ・温泉を巡り、そこで体験した「サ活」をお届けしています。
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